認証と認可¶
このページでは、DAuthでAPIキーを使用する方法について説明します。
API Keyとは
APIキーは、アプリケーションを識別する単純な文字列です。
APIキーを管理する¶
DAuthのWebコンソールを使用して、APIキーを管理できます。
詳しくは、WebコンソールのAPIキー管理をご参照ください。
APIキーを使用する¶
外部アプリケーションのリクエストヘッダーに下記を追加します。<API KEY>
の箇所は、使用するAPIキーに置き換えて下さい。
X-DAUTH-API-KEY: <API KEY>
DAuthは、X-DAUTH-API-KEYのAPIキーで認証と認可を行います。
APIキーに制限を設定する¶
APIキーには、ネームスペース、操作権限、アクセス制限などを設定できます。
外部アプリケーションの用途に合わせて、制限付きのAPIキーを使用することで、意図しない操作・不正な操作を防ぐことができます。
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認可
APIキーが使用できるDAuth APIを設定(制限)します。
それにより、APIキーが漏洩した際のセキュリティリスクを減らします。 -
ネームスペース
APIキーに、ネームスペースを設定できます。DAuth内のリソースにも、ネームスペースを設定できます。
APIキーは、同じネームスペースのリソースにのみアクセスできます。 -
アクセス制限
リクエスト元を制限できます。IPアドレスまたはHTTPリファラー情報を使用できます。
詳細は、こちらをご参照ください。
APIキーを保護する¶
外部アプリケーションでAPIキーを使用する場合は、APIキーを下記を参考に安全に管理して下さい。
- APIキーをプロクラムコードに直接埋め込まないでください。
- アプリケーションのソースツリー内のファイルに APIキーを保存しないでください。
- APIキーに制限を設定してください。API キーが不正使用された場合の影響を軽減できます。
- 不要なAPIキーを削除してください。
注意
プロクラムコード、ソースツリー内にAPIキーを記述した場合、ソースを共有(GitHubに公開など)した際にAPIキーも公開されてしまいます。 対策として、APIキーを環境変数などに保存し利用する方法があります。