DAuth APIを使ってみる¶
はじめに¶
Rakuten Rapid APIマーケットプレイスのテスト機能を使って、簡単に次のことを確認することができます。
- DAuth APIの動作確認(クライアントアプリケーション不要)
- 自分で作成したアプリケーションからDAuth APIを呼び出す方法(コードスニペット)
準備するもの¶
- YubiKey
- インターネットに接続したPC (Webブラウザ)
環境¶
DAuthのトライアル版(Rakuten Rapid APIマーケットプレイスモデル)で構築します。
料金は発生しませんが、下記の制限があります。
- APIのリクエスト数に上限(ハードリミット)がある
- 利用期限は1ヶ月間
この制限は、通常プランに変更することで解除できます。 通常プランへの切り替え方法は、こちらを参照してください。
チュートリアル開始¶
1. Rakuten Rapid APIマーケットプレイスにアクセスし登録する
既にRakuten Rapid APIのアカウントをお持ちの方は、本作業は行わず"手順2"に進んでください。
1. WebブラウザからURL https://api.rakuten.net/marketplaceにアクセスする。
2. 右上の[新規登録]をクリックする。
3. 必要事項を入力し新規登録します。
(トライアル版はクレジットカードの登録は不要です)
2. DAuthのアカウント作成フォームから新規登録
2-1. WebブラウザからURL https://console.d-auth.com/rapid/signupにアクセスする。
2-2. 必要事項を入力し、[トライアル(評価版)]にチェックを付け、アカウントを作成します。
2-3. [ログイン画面のURL]をクリックします。
(URL記載したメールが、登録したメールアドレスに送信されています)
3. APIキーを作成する
3-1. DAuthのWebコンソールにログインする。
3-2. APIキーの管理画面に移動する。
3-3. [新規作成]をクリックする。
3-4. 必要事項を入力して[保存]をクリックする。
[YubiKey API(認可)]と[DKVS API(認可)]は、今回全APIの動作を確認する為、全てにチェックをします。 自分のクライアントアプリケーションで使用する場合は、必要最低限の項目のみチェックをしてください。 各項目の詳細は、こちらを参照してください。
3-5. APKキーが発行されます。
作成したAPIキーは、"手順6-3"で使用します。
4. YubiKeyを登録する
4-1. YubiKeyの管理画面に移動する。
4-2. [新規作成]をクリックする。
4-3. 必要事項を入力して[保存]をクリックする。
[ネームスペース]は、"手順3-5"で作成したAPIキーのネームスペースと同じにします。
画面はYubiKey購入後にAESを変更していないときの入力例です。
AESを変更したYubiKeyを登録する場合は、独自AESにチェックを付け、AESを入力する必要があります。
各項目の詳細は、こちらを参照してください。
5. Device KVSにデータを登録する
5-1. YubiKeyの管理画面で、YubiKeyを選択する。
5-2. [DKVS追加]をクリックする。
5-3. 必要事項を入力して[保存]をクリックする。
[デバイスID]と[ネームスペース]は、選択したYubiKeyの値が自動で入力されます。
[Key]に、Key Value StoreのKey(検索キー)を入力します。
入力した値は"手順6-3"で使用します。今回は"Key1"と入力します。
[Value]に、任意のデータを入力します。JSON形式に対応しています。
各項目の詳細は、こちらを参照してください。
5-4. DKVSの管理画面で、登録したデータが存在するのを確認します。
6. DAuth APIの動作を使ってみる
6-1. トライアル(評価版)のDAuthエンドポイントにアクセスします。
トライアル(評価版) DAuth API エンドポイントにアクセスしてください。
"手順1"で作成したRakuten Rapid API用アカウントでログインします。
6-2. 動作確認したいAPIをクリックします。
ここでは、[Get value from Device KVS]を選択します。
6-3. APIの各種パラメータを入力します。
- [X-DAUTH-API-KEY] : "手順3-5"のAPIキーを貼り付けます。
- [otp] : "手順4-3"で登録したYubiKeyのワンタイムパスワードを入力します。
- [key] : "手順5-3"で登録したkey(例 key1)を入力します。
6-4. [テスト]をクリックします。
6-5. [結果]にAPIの結果が表示されます。
他のAPIも同様に、Webプラウザ上で動作を確認することができます。
エラーや、List APIが0件になる場合は、よくある質問をご参照ください。
6-6. 各プログラム言語・ライブラリのコードスニペットを取得します。
[コードスニペット]をクリックします。
プログラム言語とライブラリを選択すると、コードスニペットが生成されます。
これを開発しているクライアントアプリケーションに貼り付けることで、
DAuth APIを簡単に使うことができます。
以上で、Step 1のチュートリアルは終了です。